2009年7月28日

中田英寿のプレースタイル

派手さはないが精密なボールコントロールと瞬時に周囲を見渡せる視野の広さと抜群のスタミナと強靭な精神力、一瞬にして試合の流れを変えることができるパスを持つと評価されている。外国人選手達を相手に強靭なフィジカルと絶妙なタイミングによるタックルで相手を弾き飛ばしボールを奪うのも得意とした。

意識が高く、論理的に考えることに秀でているという指摘が多かった。戦術理解、状況分析と修正、コーチング、スペースメイキングなど、目に見えない「考える」プレーのクオリティが高いとされた。90分を通して集中を途切れさせることなく、豊富な運動量でチームを牽引しながら攻撃を組み立てる。自分の考えを明示する中田は試合中に大声で要求や指示を出したが、日本代表の試合では特にチームメイトを鼓舞し檄(げき)を飛ばした。この姿勢は、日本代表にデビューしたときから変わらなかった。

フィジカルコンタクトの巧さや優れたボディバランスで巧みにボールをキープ、相手選手はファウルで中田を倒さざるを得なくなるので、フリーキックを多く獲得することができた。また、ディフェンスを切り裂くスルーパスや裏へのパス、ドリブルを展開し相手ディフェンスを引きつけておいて空いたスペースに出すスルーパス、楔(くさび)と言われる前衛への縦パス、縦方向へのサイドチェンジなど、常に人の裏をかくプレーを狙っており、縦への速いビルドアップが中田の特徴的なプレーである。日本人としてはパススピードが速く、ボールが相手ディフェンスを切り裂いて走るさまは『キラーパス』と呼ばれた。スペースのできる場所を瞬時に察知して速いパスを出すので、スペースを見つけたら、すぐさまそこに走らなければボールに間に合わないほどのタイミングであるため、意思疎通を図る機会が限られた日本代表では非常に多くの決定機を演出したにもかかわらずアシストは意外に少ない。一部から味方を殺すという意味で「キラーパス」と揶揄されたことがあったが、ローマ時代のモンテッラのように、スピードがあってスペースに向けて突っ走るタイプのストライカーと相性が良く、セリエAでは流れの中からのアシストを重ねた。パルマ時代のFW・アドリアーノは中田の優れた点は鋭く正確なパスと、相手DFを撹乱する斜め方向のダッシュだとコメントしている。

ドリブルは、俗に「重戦車ドリブル」といわれる、フィジカルコンタクトに負けずに相手を引きずり倒して進む、スピードを生かした力強いドリブルを展開。トリックをして抜いていくということは基本的になく、空くと思われるスペースを即座に判断し、そこにボールをコントロールしながら緩急をつけて抜いていく。しかしドリブラーと評されることは少なく、非常に突出したパス能力から「パサー」と評されることが多かった。

得点力もあり、厳しい守備が特徴のセリエAで通算30ゴールをあげ、左足でも強力なシュートを決めている。30ゴールのうち16ゴールはノートラップでダイレクトに打ったシュートであり、ボールコントロールの上手さが伺える。ミドルシュートやボレーシュートに加え、相手ゴールキーパーの位置を見て正確に蹴り込むシュートも多い。そのためセカンドトップに限りなく近い位置でプレーすることもあった。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

とても神経質で精密なプレーをしますね。

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